フラワーアレンジメントの魔法
先日Studio KotoKotoさんのところに遊びに行った時のこと。一緒に行ったお友達のAikoさんがフラワーアレンジメントの先生だったことから、話の流れでKotoKotoさんの器を使ってのアレンジのデモを見せてもらうことになりました。
アメリカは売っているお花がダメダメで、卸しで売っているのもかなり酷い状態、日本と違って使える花材がないんですよと嘆くAikoさん。どうせないんだったら、いっそのことスーパーマーケットで売っている「誰がこんなの買うの?」という花束で、私でもできそうなちょこっとアレンジ的な挿し花を教えてもらえませんか、と無茶なお願いを快く引き受けてくれました。さっそく近くのスーパーで20ドルほどのすごい色の組み合わせの花束を買ってきて、先生のデモ開始。(花束があまりにも可愛くなかったので写真撮るの忘れました。左上の後ろのです。)
先生:スーバーで買ってきたこういう花束、おうちに帰ってどうやって生けてますか?
私:包んであるセロファン外して、そのまま花瓶にぐぐっと入れます!
先生:。。。(気を取り直して)買ってきたら花束をほどいて、まずは色分けしてみてくださいね。
色分けされただけで、ちょっと素敵に見えてきました。
ここから、先生が違ったタイプの器に合わせていろんなアレンジを見せてくれました。1時間弱の間になんと8種類。
次から次へとできあがっていくアレンジメント、あまりにも素敵で半ばボーゼンとしてしまったほど。
冴えない花束をあっという間に趣きのある挿し花に変えてしまう先生の技は、ほんとうに魔法のようでした。
私でも出来るかも!と思えたのもきっと先生の魔法だと思いますが、難しそうだからと敬遠していたアレンジメントがちょっと身近な存在になりました。